今回は野村證券のつみたてNISAについて書いてみたいと思います。
野村證券のつみたてNISAはどんな商品や特徴があるか?野村證券のつみたてNISAは評判は良いのか悪いのか?それでは見ていきましょう。
野村證券のつみたてNISAの評判
まず最初に、実際に野村證券のつみたてNISAを利用している人たちはどう思っているのでしょうか?ネット上で見つけた口コミをいくつか紹介します。
- 「野村證券は信頼できる会社だから、つみたてNISAも安心して始められました。営業マンも親切で丁寧に説明してくれました。」
- 「信託報酬が低くて良いですね。長期的に見ればコストは重要な要素ですから。インデックスファンドを中心に運用しています。」
- 「ネットで申し込んだらすぐに電話がかかってきました。営業マンが勧める商品を聞いてみましたが、自分で調べた方が良さそうだと感じました。」
- 「選べる商品が少なすぎると思います。もっと色々な商品を提供してほしいです。ネット証券ではもっと選択肢があるのに。」
- 「野村證券は老舗だから安心だと思っていましたが、最近はネット証券に負けている感じがします。サービスやシステムも改善してほしいです。」
口コミを見ると、野村證券のつみたてNISAに対する評価は分かれていますね。
信頼感やサポート力を重視する人にとっては良いと感じるようですが、自由度やコストパフォーマンスを重視する人にとっては不満があるようです。
ちなみに私自身は、つみたてNISAは野村證券で取扱いしていなかったeMAXIS Slimシリーズで運用したかったため、マネックス証券でつみたてNISAをしています。(参考:野村證券でeMAXIS Slimは買えない)
野村證券のつみたてNISAの特徴
野村證券のつみたてNISAは、以下のような特徴があります。
- 選べる投資信託は
7本だけ→19本に拡大 - 信託報酬0の商品もある
- 営業マンがサポートしてくれる
- ネットで簡単に申し込みや変更ができる
営業マンがサポートしてくれるというのは、野村證券の強みですね。投資初心者や不安な方にとっては、安心感があります。
ただし、断るのが苦手な人にとっては逆にこれがデメリットになりますし、営業マンが勧める商品が良いかというと、そうでないケースも多いようです。
つみたてNISAで選べる投資信託が7本だけというのは、他のネット証券と比べると少ないですね。ネット証券のSBI証券や楽天証券マネックス証券などではつみたてNISAで100本以上の商品を選ぶことができます。でも、その分「選びやすい」というメリットもあります。
ここで、野村證券のつみたてNISAで選べる商品と信託報酬を見てみましょう。
野村證券のつみたてNISAで選べる投資信託とコストの比較
投資信託名 | 信託報酬率 | 購入時手数料 |
---|---|---|
野村スリーゼロ先進国株式投信 (オンラインサービス限定) |
0.000% | 0円 |
野村つみたて外国株投信 | 0.209% | 0円 |
野村つみたて日本株投信 | 0.187% | 0円 |
野村6資産均等バランス | 0.242% | 0円 |
つみたて8資産均等バランス | 0.242% | 0円 |
ひふみプラス | 1.078% | 0円 |
コモンズ30ファンド | 1.078% | 0円 |
※2023年5月時点。購入時手数料はつみたてNISAの場合
参考:野村證券のつみたてNISA対象商品
※現在は2023年7月に12商品追加で、合計19商品になっています
人気のeMAXIS SlimなどもつみたてNISA専用商品として買えるようになりました
参考:野村證券のつみたてNISAおすすめ銘柄と評判
野村スリーゼロ先進国株式投信という投資信託は、信託報酬が0円でつみたてNISAにも対応しているので人気があるようです。
ただ、それ以外の商品は信託報酬が安いとは言えませんね。
信託報酬0だからといって先進国株式だけに全資産を集中するのは分散投資という側面ではどうかなとは思うので、うまくバランスをとると結局そんなに安くなくなるのかなと思います。
野村證券のつみたてNISAのデメリット
野村證券のつみたてNISAは以下のデメリットがあります。
- 対象商品が少ない
- クレカ積立によるポイント還元を受けられない
また、つみたてNISAは2024年の新NISAになれば成長投資枠で株やETFなども買うことができますが、その場合にネット証券と比べて野村證券は株やETFの取引手数料が高いというデメリットがあります。
まとめ
以上、野村證券のつみたてNISAについて書いてみました。野村證券のつみたてNISAは、以下のような人におすすめです。
- 野村證券に信頼感を持っている人
- 投資初心者で適度なアドバイスを受けたい人
- シンプルな商品構成で満足できる人
逆に、以下のような人には向いていません。
- 自分で色々な商品を選びたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 営業マンから電話されるのが嫌な人
- ネット取引がメインの人
あなたはどちらに当てはまりますか?自分に合った証券会社を選んで、賢く資産運用してくださいね。
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