野村ネット&コールとネット証券どっちが良い?違いの比較と評判

店舗とオンラインどっちがいい?

野村證券のオンライントレード専用口座「野村ネット&コール」と、その他のネット証券とどっちがいいの?と迷っている方のために、違いの比較と評判(口コミ)を紹介します。

 

野村ネット&コールと、その他のネット証券の違いと同じところ

野村ネット&コールとその他のネット証券の違い

野村ネット&コールとその他のネット証券の大きな違いは、手数料と使い勝手です。

手数料に関しては、野村ネット&コールは他のネット証券と比べるとかなり割高です。

参考:証券会社の手数料比較(外部サイト)

ただし、他の大手証券のオンライン専用口座と比べると、野村ネット&コールは大和証券やみずほ証券のダイレクトコースよりかなり安く、SMBC日興証券のダイレクトコースと比べると少し高いです。

野村ネット&コールとその他のネット証券の同じところ

野村ネット&コールはオンライン専用なので、野村證券の店舗や電話での相談などはできません。

使い方のサポートなどはネット証券と同様にできますが、投資の相談などはできないため、窓口のメリット(≒野村證券のメリット)はあまりなく、野村ネット&コールとネット証券はほぼ同じと考えていいです。(実際に昔は野村ジョイ(その前はジョインベスト証券)というネット証券の一つでした)

 

野村ネット&コールのメリット

手数料はネット証券のほうが安い、使い勝手は好みだけど評判はあまり良くない、となると、野村ネット&コールのメリットは何でしょうか?

IPO抽選への申込はメリットの一つと言えます。

野村證券のIPOは10%は抽選です。9割は裁量配分で店舗の担当者が取引の多い顧客などにまわすものですが、10%はこれまでの取引履歴や預けた資産の大きさなどが関係のない抽選になります。

野村證券はIPO主幹事になることも多く、10%といってもそこそこの数になることもあります。

また、野村證券のIPO抽選は、資金を用意せずに参加できる(当選したら資金を入れればよい)ので、IPOの抽選を狙う方は他の証券会社と合わせて野村ネット&コールの口座も持っておくとよいでしょう。

もう一つは、信用取引の貸方金利が0.5%と安いこと。

こちらは信用取引を使う人向けなので、初心者のうちはあまり関係がないかもしれません。

 

野村ネット&コールの口コミ

野村ネット&コールの口コミを見てみると、ネット証券との違いを良く知らないから使っていたり、IPOのために使っている人が多いようです。

まとめ

  • 口コミでの使いやすさはネット証券
  • 手数料もネット証券のほうが安い
  • IPO抽選は申し込めるから口座を持つメリットはある

 

普段遣いはネット証券のほうが手数料が安いし、ネット証券のほうが使いやすいと感じる人も多いようです。

「大手証券会社の中で」という縛りを入れても、SMBC日興証券のほうが手数料が安く、使い勝手の口コミもSMBC日興証券のほうが良いので、辛口になってしまいますが正直野村ネット&コールは中途半端でメリットをあまり感じません。

持株会の指定など、野村證券の指定がある場合はしかたないですが、そうでない場合は他のネット証券のほうがおすすめです。

野村ネット&コールの口座を作る人も、持株会以外で株取引や投資信託を買ったりしてみたいという場合は他のネット証券も合わせて口座を作ることをおすすめします。

IPO抽選は申し込めるので口座を持つメリットはありますが、普段遣いは別のネット証券のほうが安いし、使いやすいと思います。

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