野村證券のNISAや投資信託ってどう?評判・口コミと他社との比較

NISAの評判

「野村證券でNISAやつみたてNISAを始めたり、投資信託を買ってみようかな?」
「でも野村證券のNISAってどうなんだろう?」
「銀行や他の証券会社と比べてどう?ネット証券とどっちがいいの?」

そんな疑問に答えるために、野村證券のNISAや投資信託の評判・口コミや、他社と比較してのメリット・デメリットなどを解説します。

 

NISAで買える商品の比較

野村證券と銀行で比較 →野村證券が有利

野村證券と銀行でNISAやつみたてNISAで買える商品を比較すると、野村證券は投資信託の取扱商品数が1000本超と多くて銀行より有利です。銀行は200本あれば多いほうです。

ただ、購入時手数料無料のノーロード投資信託が47本しかなく、野村證券のほとんどの投資信託は購入時に手数料がかかります。

野村證券でもつみたてNISA対象の投資信託は7本と、銀行と比べてあまり違いがありません。

※取扱数は2023年1月時点のものです

野村證券とネット証券で比較 →野村證券が不利

投資信託の商品の多さは、銀行と比べると野村證券はそこそこ多いですが、ネット証券ほど多くありません。

ネット証券はSBI証券や楽天証券は2500本以上と選べる商品は多いです。

例えば人気のeMAXIS Slimシリーズは野村證券の店舗では買えません

野村證券にもeMAXISシリーズ(SlimではないeMAXISシリーズ)ならありますが、信託報酬(運用コスト)がSlimシリーズと比べて3倍以上と高い場合が多いです。

大手ネット証券5社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券)は全て取扱いしていますが、野村證券などの店舗型の証券会社では買えないんですね。

また、先ほど銀行との比較で野村證券は購入時手数料無料のノーロード投資信託が47本しかないと書きましたが、大手ネット証券5社は全ての投資信託がノーロード、購入時の手数料がかかりません。

野村證券にはクレカ積立がない

こちらもネット証券との比較になりますが、野村證券にはクレカ積立(クレジットカード決済で投資信託を積立購入してクレジットカードのポイントがつく)がありません。

クレカ積立なら、例えばマネックス証券は購入額の1.1%のポイントがつきます。

まとめ:比較するとネット証券がおすすめ

野村證券は購入時に手数料がかかる(ノーロードじゃない)ものが多いし、信託報酬(運用コスト)も高いものが多い(高いほうが投資信託を保有してもらっている間も野村證券は儲かり続ける)。

そうなると、特別な理由がない限りは野村證券よりネット証券のほうがおすすめです。

 

窓口でNISAの相談をして勧められるものはどうか?

基本的に野村證券が儲かる商品を勧めてくることが多いです。

投資信託は運用コスト(信託報酬)の一部が野村證券に入るので、信託報酬が高いものほど野村證券は買ってほしいですからね。(もちろん、運用コスト以外にもいろいろあります)

「こういう条件で」という提示した条件に合ったものの中で、野村證券が儲かるものが勧められると思っておきましょう。

例えば野村證券で人気の「eMAXIS 日経225インデックス」を担当者が勧めてくるとき、同じ指標を目指していて信託報酬が約3分の1で済む「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」をその担当者が知らないということは無いと思います(知らなかったら知識量という点で問題があると思います)。ただ、これは野村證券では買えないので、そちらではなく「eMAXIS 日経225インデックス」を勧めてきます。

といってもこれは相談料のようなものなので、野村證券も相談を受ける以上人件費がかかりますから、顧客である自分だけ得をしようと思うのは無理な話です。

顧客の資産は有限、だけど少しでも自社の利益が大きいものを買ってほしい、そこに利益の対立が起こりやすいですね。

勧められた商品はその場で買わずに確認することがおすすめ

勧められて良い商品だと思ったら、信託報酬率(運用コスト)を確認してみましょう。そして、その場で買わずにいったん保留し、同じような商品がないか探してみるとよいです。

例えばインデックス投信なら同じようなインデックス投信があります。

eMAXISとeMAXIS Slimのように、同じ指標を目指して運用していて信託報酬率が3倍以上違うなんてこともあります。

野村證券で人気の「eMAXIS 日経225インデックス」には、同じ指標を目指していて信託報酬が約3分の1で済む「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」(野村證券の店舗では買えない)があります。

※参考:【辛口】eMAXIS日経225インデックスの評判と買い方

同じ指標を目指すインデックス投信なら、信託報酬が安いほうが有利です。

そういったことを知らないと、せっかくNISAやつみたてNISAを始めても、何年か経ったあとの利益に大きな差が出てしまったり、むしろ損をしてしまう可能性もあるので注意が必要ですね。

 

口コミで比較するとどう?

いろいろ口コミを調べたうえで紹介しています。紹介する口コミは一部ですが、同じような意見の口コミ数が多く、わかりやすいものを選んでいます。

オペレーター対応とオンラインの口コミ

野村證券の口コミを調べてみると、オペレーターの対応はすごく良いようです。

ただ、オンラインに関しては使いずらいという口コミが多いです。

手数料に関する口コミ

また、手数料に関しては高いという口コミが多いです。

オペレーター注文(または担当者を介した注文)なのかオンライン注文なのか、手数料を重視する場合はオンライン注文がメインになると思います。

そういった自分の使い勝手によって選ぶと良いですね。

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